雑巾
◆雑巾(ぞうきん)とは、汚れを拭き取ったり、こぼれ落ちた液体を拭い取ったりして、使用される布のことです。

雑巾をかける行為は雑巾がけと呼ばれます。

なお、「雑布」と表記されることがありますが、これは誤記です。
 
一般的な雑巾の形状は、1辺の長さが最低でも15cm以上、小さく薄く長方形をしています。
色は主に白色ですが、タオルなどの布地を再利用する場合は、その限りではありません。
また、使うたびに色は黒ずんでいきます。

キッチン用の雑巾はキッチンダスター、紙でできている使い捨て雑巾はペーパーダスターと呼ばれます。
布地または紙シートに薬剤をしみこませた「化学雑巾」と呼ばれるものもあります。

掃除法は、そのままで拭く「乾拭き」、水で濡らして拭く「水拭き」などがあります。
学校教育の一環として、掃除の時間にはしばしば雑巾が用いられます。
寺や神社では弟子の教育の一環として、廊下や板の間などの雑巾がけを行います。

かつてはおしめや修繕が不可能になるまで着古した古着などが使い回されることもありました。
近年では古いタオルが利用されるほか、スーパーマーケットなどで購入することも可能です。

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